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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
いつもお口を半開きにしていたり、下唇を噛む癖があったり、普段からポカーンとお口を開けている人は、お口の周りの筋肉が緩んでいる癖がついています。この場合、お口を閉じることを意識しそれを持続するだけでお口の周りの筋肉(口輪筋)のトレーニングになります。
口輪筋の大部分の筋肉は頬筋につながっているため、口輪筋が緩んでいるということは頬筋も同時に緩んでいる場合が多いです。すなわち口輪筋だけ鍛えるのではなく、「頬筋―口輪筋」をセットで収縮させるトレーニングが有効です。
まず鏡の前に座り、背筋を伸ばし正面を向きます。自分の顔を見てください。からだはまっすぐになっていますか?顔がどちらかに傾いていませんか?このことを確認して書き2つのトレーニングを開始しましょう。
①「う」と発音するくちびるの形で止め、さらに上下の唇を前方に出します。タコの口をするイメージです。そして限界が来たら10秒間その状態を保ちましょう。
②次に上下の唇を強くしっかり閉じてください。「い」の口をします。上下の唇が合わさった部分(口角)を横に10秒間しっかり引きましょう。これを10セット繰り返します。
このトレーニングは「口輪筋-頬筋」をセットで鍛えることに、とても効果的です。この時、姿勢が悪く、顔が傾いていたら意味はありません。また、上下の唇の左右のバランスも確認しましょう。どちらか一方の唇に強く力が入っていませんか?口元のトレーニングにより筋肉は正しい収縮と位置を覚えます。そのためには正しい姿勢であることが一番正しいことです。必ず口元トレーニングは。鏡を見ながら行ってくださいね。