休診日
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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
20歳代後半から歯周病に罹患している率が徐々に増し、40歳代では多くの方が歯周病と診断されます。それとともに、むし歯になる方も増えていきます。40歳代は仕事が忙しく、なかなか歯科医院を受診できないのもこの年代の特徴といえそうです。
仮にむし歯を治療しないで放置していたらどうなるのでしょうか?歯の頭の部分は、無くなってしまい、そこにスペースができます。両隣の歯と反対側の歯は支えを失い隣の歯はスペースを埋めるように傾斜し、反対側の歯は伸びていきます。そしてこれに歯周病が加わることで噛み合わせは悪い方向へ加速していきます。歯周病は、歯肉の病気と思われがちですが、実は歯を支える歯槽骨という骨の病気であり、徐々に歯を支える骨が少なくなっていきます。一気に進むわけではないので、自覚症状に乏しいのが怖いところです。
痛い、しみるなどの自覚症状がなくても定期的に歯科検診をして、むし歯の治療は早めに行い、歯周病に関しては個々の状態にあったブラッシング方法を衛生士から受け、歯石を定期的に除去してもらうなど、歯科医院でのプロフェッショナルケアが重要です。