佐賀市兵庫町の安心の歯医者「こうすけ歯科医院」のお知らせ・ブログのページです。

　こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

　東京女子医科大学病院の清水先生が書かれた文献に興味深い記事が載っていました。コロナ禍で頭痛を訴える患者さんが増えているそうです。今まであまり頭痛を感じたことがない患者さんが、マスクをずっとつけることでしばしば起こるようになったとか、マスクが顔に触れるだけでつらいという患者さんもいるそうです。

　そもそもマスクは、感染症対策のために素材は緻密な化学繊維が用いられており、マスクで覆われている空間の中には、呼気中に含まれた二酸化炭素が溜まりやすい性状になっています。長時間マスクをつけていると、マスクで十分な換気が行われず、二酸化炭素濃度の高い空気を再び吸い込むことになります。すると、血中の二酸化炭素の濃度が高くなるとのことです。二酸化炭素は脳血管拡張因子なので、血中の二酸化炭素濃度が上昇することで脳血管が拡張子し、それを取り囲むように存在する三叉神経が刺激を受け圧を受けることで、片頭痛が起こりやすくなるとのこと。

　ん～、マスクをつける生活は日常当たり前になっていて、付けないことは「悪」という風潮があるのに一体どうすればいいのでしょうね。

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