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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
最近読んだ記事で、あまり歯科には関係ないのですが、面白い文献が載っていたのでご紹介します。
皆さんが日頃よく口にしている「お茶」ですが、いろいろな種類がありますよね。緑茶、麦茶、ほうじ茶、玉露、玄米茶、ゴボウ茶などが挙げられます。それぞれ、茶葉の原料や製法の違い、収穫時期によっても成分が異なるため、栄養素は違うそうです。
お茶は、ご存知のようにエネルギー、タンパク質、脂質などいずれもほとんど含みません。ただし、特異的な成分としてカフェイン、タンニン、ビタミンCを多く含みます。カフェインの作用は、覚醒度や集中力の向上、利尿作用などが知られており抹茶>玉露>煎茶>番茶の順に多く含まれるということです。タンニンはお茶に含まれる渋み成分で、「カテキン」はこのタンニンの一種ということで、抗酸化作用や抗菌作用、コレステロール低下作用の報告があります。玉露>煎茶>ほうじ茶>麦茶の順に多く含まれているということでした。
日常的に飲まれている麦茶とほうじ茶は、色は同じ茶色ですが、成分は全く異なっており、ほうじ茶は緑茶の一種で、きつね色になるまで焙煎したもので、カテキンを含むことが特徴的です。一方、麦茶は大麦を原料としてつくられ、お茶の葉ではないため。カフェインやタンニンは含まないということでした。おもしろいですね。