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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)という病気をご存知ですか?SASは、寝ている間に一時的に呼吸が弱くなったり、止まったりすることで全身が酸素不足となる病気です。
具体的には、体重が増えることで喉のあたりに皮下脂肪がつき、就寝中喉の筋肉が緩むことで空気の通り道が狭まったり、ひどい場合には完全にふさがったりします。それで、呼吸がうまくできずに、寝ている間に全身の酸素不足に陥り、熟睡できないばかりか、血圧が高くなるなど体にさまざまな悪影響を及ぼします。
SASの治療法としては、寝るときに鼻に特殊なマスクを装着し、鼻に空気を送り込むことで空気の通り道がふさがるのを防ぐ装置が主に使われます。これをシーパップといいます。
そのほか、太っている方は、体重を落とすことによってSASが改善されることが多く、栄養指導などを組み合わせて体重を減らすことも大切です。
さらに、SAS治療専用のマウスピースを作成し、それを使用することで呼吸が楽になることもあります。これは、歯科で作成することができるので、思い当たった方は一度相談してみたらいかかでしょうか。