休診日
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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
市販の歯磨剤・洗口液に含まれる代表的な成分をまとめてみました(殺菌剤、歯質強化剤を除く)。
デキストラナーゼ:歯垢分解剤・・・歯の汚れを形成するデキストランを分解する酵素で、汚れをつきにくくする効果もある
グリチルリチン酸ジカリウム:消炎剤・・・消炎、抗アレルギー作用
アミノカプロン酸:消炎剤・・・消炎、抗プラスミン作用
酢酸トコフェロール(ビタミンE):血行促進剤・・・血行促進作用による末梢循環の改善作用
塩化ナトリウム:血行促進剤・・・タンパク凝固作用
塩酸ビリドキシン(ビタミンB₆):細胞賦活剤・・・アミノ酸代謝に利用
トラネキサム酸:止血剤・・・消炎、抗プラスミン作用
硝酸カリウム:知覚鈍麻・・・象牙質表面から象牙細管を伝わる神経の伝達をブロック
乳酸アルミニウム:象牙細管封鎖剤・・・象牙細管の表面をブロックし外部からの刺激を遮断
ポリリン酸ナトリウム(短鎖):ステイン(歯の着色)除去剤・・・歯の着色を剥がして浮かせる。分子量の違いにより長鎖、中鎖、短鎖がある。ホワイトニング効果が認められているのは短鎖のみ
ポリエチレングリコール(PEG):ステイン除去剤・・・IPMPの浸透促進作用などでも注目され、歯磨剤、洗口液などに多く配合されている
以上、述べたことを参考に商品の裏に書いてある成分表示をチェックすることで、自分に合った歯磨剤・洗口液の効能を選ぶことができると思います。もしわからないことがあれば、みなさんのかかりつけ歯科医院で訊いてみてくださいね。