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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
「まだうちの子、うがいができないんですけど、歯みがき剤を使用してもいいですか?」という質問をたまに受けます。その答えは、「乳歯が生えたら、フッ素の入った歯みがき剤を積極的に使いましょう!」です。
われわれが歯科大学生の頃は、うがいができるまで歯みがき剤は控えましょう!マッチの先(今では、マッチ棒を知らない人もいるかもしれませんが・・・)くらい少量の歯みがき剤を歯ブラシにつけて歯をみがきましょう!と教えられてきました。
でも今は、使用量さえ守ればうがいができなくてもOK!うがいをせずにお口の中にフッ素が残れば、むし歯予防にとって、より効果があるといわれています。時代とともに以前とは歯みがき剤の位置づけががらりと変わってきました。
昔は、歯みがき剤は、歯みがきの補助的なものと考えられていましたが、現在は、フッ素配合歯みがき剤の国内シェアはおよそ90%といわれています。歯磨き剤は、むし歯予防効果の高い予防剤として積極的な使用が推奨されています。
「乳歯が生えたらすぐにフッ素使用開始を!」フッ素をなるべくお口の中にとどめるために、うがいはむしろ少なく「10ml程度の水で1回」が推奨されています(最近では、うがいはしなくてもよいという文献もあります・・・)。でも、5歳以下の小さなお子様には、必ずお子様専用のフッ化物含有の歯みがき剤を使用してくださいね!