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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
葉酸はビタミンB群の一種で、赤血球の形成やDNA合成にかかわる、全世代の男女にとって必要な栄養素です。0歳から70歳以上までの葉酸摂取の推奨量、目安量は定められており、男女とも18歳以降における推奨量は1日当たり240㎍ですが、妊娠期には胎児の成長のために必要量が増大するため、倍量とされているようです。
特に妊娠初期は胎児の細胞増殖が盛んであり、神経管の形成時であるため、この時期に葉酸が不足すると胎児の神経管閉鎖障害・発症リスクが高まることがいわれています。
葉酸は主に緑黄色野菜や豆類、果物などに多く含まれてお、これらの食品をバランスよく摂取することが大事です。また、水溶性ビタミンであるため調理損失を受けやすいという欠点もあり、当面栄養補助食品の利用が有効と考えられています。いずれにしても過剰摂取にならないように十分な注意が必要といわれています。