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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
今回は、「唾液がどうやってできるか?」考えて見ましょう。
唾液は血液からできています。そのため血液が流れにくく、血流が少ない状態になると、ドライマウスが生じることになります。
唾液の元になる「原唾液」は、毛細血管の血液から間質液として生じ、唾液腺の終末部細胞で調整され、管腔に分泌されます。管腔からイオン交換が起こる導管を通過して、等張性溶液から低張性に調整されて、口腔内に分泌されます。
すなわち、もともと唾液は血液とほぼ同じ成分ですが、血液や汗よりも低調とされています。そこにネバネバ成分のムチンと消化酵素アミラーゼが混ざり、唾液と完成となります。