休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
顎関節症に以前なったことがあったり、違和感が出やすいと感じているかたが歯科医院においでになると、「ずっと口をあけていると、あごが痛くなってしまわないかな」とご心配だと思います。
確かに歯科医院では、治療をするときもメインテナンスをするときも、口をあけていただかないわけには行きません。しかしながら、もともと人間の口をあける筋肉は、繰り返し小刻みに食べ物を噛むような動きは得意でも、歯科治療のときのように長く口をあけて維持しておくことは苦手です。つまり長時間口をあけていると、顎関節やあごの筋肉に負担をかけてしまい、顎関節症の症状を引き起こしてしまうことがあります。
そこで一般歯科では、顎関節症ですでに痛みがあり口をあけるのがつらいという患者さんの場合、よほど治療に緊急性がない限り、顎関節症の治療を最優先し、症状が楽になってきてから、むし歯や歯周病などの治療を進めさせていただきます。
また、顎関節症に以前なったことがあるという患者さんも、口を長くあけ続けることで再発してしまっては大変です。こうした患者さんには、1回の治療時間を短めにしたり、治療の途中で休憩を入れ、あごのストレッチをしていただくなどの配慮をさせていただいています。
ご心配がありましたら歯科医師や歯科衛生士に必ずお伝えください。