休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
暖かくなってきました。
今日から3連休という人もいらっしゃったのではないでしょうか。
天気もまずまず見たいで楽しみですね。
さて、今日は、歯周病の進行度についてお話しをしたいと思います。
まず、正常の歯周ポケットは、3ミリ以下です。
但し3ミリ以下でも歯肉に炎症があるときは、歯肉炎といいます。
細菌により歯肉が炎症を起こし赤く腫れます。
見ただけでは分かりにくい場合もあります。
歯を磨いたり、硬いものを食べると出血する場合もあります。
幸いなことに歯を支えている骨の吸収はありません。
軽度の歯周炎は、歯周ポケットは3~4mmです。
歯と歯肉の間にできた溝(歯周ポケット)に歯垢や歯石が溜まります。
歯肉が赤く腫れ、出血したり、膿が出たり、歯槽骨が溶け始めます。
中等度歯周炎は、歯周ポケットは4~6ミリです。
炎症が進行して歯周ポケットが深くなり
歯肉が赤く腫れ上がり、口臭、不快感が出ます。
歯槽骨がかなり溶け、歯がグラグラし始めます。
重度歯周炎は、歯周ポケット6ミリ以上をいいます。
歯槽骨がほとんど溶けてなくなります。
歯肉は真っ赤もしくは赤紫色に腫れ上がり、
歯のぐらぐらがひどくなります。
最終的には抜けることもあります。
概ね、以上のような分類で歯周病の進行具合を分けます。